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はじめに・・
当院は発達障害の専門の医療機関ではありませんが、 一般的な問診と知能検査から発達障害の患者さんの 診断と診療を積極的に行っております。 ・出生から詳しい経過を聞きますので、基本的に紹介状は不要ですが、今飲んでいる薬、過去に飲んだことのある薬の情報は欲しいのでお薬手帳などを持っている方は必ず持参して下さい。(無い方は解る範囲で結構です) 初診の患者さんには30分くらいの時間を取りますので、多少診察の順番が前後すること、待つことを了承して下さい。 ・診察の時には、出生後の発育、成長、幼少時の性格傾向や学業成績などをお聞きしますので、可能であれば母子手帳や小学校の時の成績表を持参して下さい。 もし手に入らない場合は、ご両親から詳しく話を聞いてきていただくか、出来るだけ親の同席をお願いします。同席出来ない場合は、ご自分で出生〜現在までの経過表を作ってきていただけると非常に助かります。(同席できる場合は経過表は不要です) ・発達障害を診断する為の検査で一番信憑性が高いのは知能検査(WAIS-V、WISC-W)です。検査は当院で施行し、日常生活や社会生活についてのアドバイスを含んだ、分析結果も作成させて頂きます。その為、結果説明は1ヶ月後くらいになります。他院で施行した際にはIQの値だけでなく、詳しい項目ごとのグラフも貰ってきてください。(差の頻度:ディスクレパンシー分析を添付していると助かります) ・当院では基本的に座っていられる子であれば、小児の診察や知能検査(田中ビネーやWISC-W)をしております。10歳以上の患者さんの場合、診断や検査結果は、必ず患者本人に告知するようにしておりますので、その辺もご了承ください。(本人に告げたくない場合は、ご両親のみの受診をお願いします) ・発達障害は遺伝的な脳の構造の問題ですので治るものではありません。多少、不注意や気分変動、衝動性、眠気、不安を抑えるような薬はありますが、基本は自分で勉強し、自分の性格傾向を周囲の人に説明できるようになること、生き方の工夫をすることが治療です。 時間に余裕のある方は、診察の前に発達障害の本やネット記事などを読んできていただけると、診察時の私の説明が非常に解りやすいと思います。 「発達障害」「ADHD」「アスペルガー症候群」などのキーワードが入っていて、図解が多いものが良いと思います。筆者は誰でも構いません。このページの書籍も参考にしてください。 ・ストラテラなどのADHD治療薬や抗うつ剤を希望される場合は処方致しますが、その薬理効果が安定するまでは2月くらいはかかりますので継続的な内服が必要です。しかしながら初診の時には2週間分しか処方出来ませんので、遠方からいらっしゃる場合は、その後の通院のことも考えておいて下さい。(再診の場合は1〜2か月分まで処方可能です) .即効性のあるコンサータは知能検査結果が無い人には処方出来ません。重複処方を避ける為、処方にはインターネットでイニシャルと生年月日の登録が必要です。当院ではビバンセは取り扱っておりません。 ・定期的に当院に通院する場合は、精神科自立支援法に基づく精神科外来医療費の公費負担制度が利用できます。それによって負担額を3割から1割にすることが可能です。(詳しくは、いらした時に当院の窓口に聞いてみて下さい) ・発達障害が疑われる患者さんで、本人が受診を拒否している場合は、家族のみの相談受診をお願いします。決して騙したり無理矢理に連れてくるようなことはしないで下さい。本人が困っていない、治す意思が無い場合は、治療が始まりませんし、無理矢理に連れてくると、病状は必ず悪化します。身内の話だけでもある程度の診断は出来ますし、対応法についてもアドバイスさせていただきます。 ・発達障害の診断で精神障害者手帳の申請は可能です。その際には初診日(一番最初に精神科を受診した日)から半年以上経過していることと知能検査の結果が必要ですので、診断書を希望される方は、初診日を把握してきて下さい。 手帳を持つことで、職業訓練所や就労センターの利用や、障害者枠での雇用も可能になりますので、発達障害が原因で引き籠りや無職の患者さんには積極的に申請するように私は勧めております。 |
初診の予約は必ず電話にてお願い致します。 047−358−7321 |